自我に気付かないと、他人の人生を生きることになる
これ以上、自分に合わない働き方が出来なくなり、無職になってしまいました。
正直、収入がなくなる事に焦り、また我慢してどこかの会社に入ろうかと思いましたが、これでは同じ事の繰り返しだと気付き、思い切って休養し、興味のある事を少しの間だけやってみようと思いました。
大学時代はカウンセラーになりたかったけど、自分のメンタルが弱いため、諦めましたが、丁度カウンセラー養成講座が割引でやっていたため、試しに受講してみました。
過去に精神科でカウンセリングを受けた時は、全く役に立たないカウンセリングばかりだったため、カウンセラー自体に大した期待をしていなかったのですが、カウンセラー養成講座で習った事は、衝撃の連続でした。
自分が、他人の顔色を伺う性質なこと、育った環境があまりにも酷過ぎること、何故私が今まで生きづらいかが、目に見えて理解する事が出来ました。
今までも、ぼんやりとこれらの事は自分でも認識していましたが、絵に現れていたり、図に表したりと、客観的に把握する事が出来ると、自分の今までの認知がどれだけ歪んでいたかが分かりました。
正直、帰り道では、色々な事が分かり、愕然としましたが、おかげでこれからはどうやって生きていけば良いのかが、少しづつ分かってきました。
私はホットヨガをすると、たまにスピリチャル的に色々な事を感じたりする時があります。
今日のヨガでは、急に母が私の中に入り込んでくるイメージが湧き、まるで私自身が母に全てを乗っ取られる感覚を抱きました。
私の肉体に母の霊体が入り込んできて、私自身の意識は全てなくなる感覚です。
私はようやく気付きました。
まさに、私の母はこれを実際の生活でも行っていたのです。
母は、私の人生を無意識のうちに乗っ取っていたのです。
私は恐怖と絶望を感じながらも、何故母は私の人生を乗っ取るのか把握するようにしてみました。
母は、実は彼女自身が空っぽなのです。
母も、本当の自分というのも分かっておらず、ただ、親や姉や世間の常識に従って育ったため、彼女自身が自分はどんな人なのかも分からず、ただ表面的に流されながら生きただけなのです。子供の時から、彼女の意思を尊重されたこともなく、軍団のように、ただ周りに従って生きていくしかなかった状況なのです。
空っぽの人は何をして埋めようとするかと言うと、周りの人の人生に自分を重ねて、他人の人生を生きようとします。
自分が何をしたいかも把握出来ないため、旦那さんや子供の人生に自分をはめ込むのです。
なので、家族の成功が自分の成功になるので、自分の思い通りに家族を操ろうとします。これが依存です。
子供の時から、自分の意思や意向を尊重されて育った子は、自我が育つため、自分の人生を生きようとするので、他人の人生に入り込もうとしないし、相手の意向を尊重するし、依存しないのです。
私は、自分が母に乗っ取られていたため、私も自分を失い、彼氏が出来ると、彼氏の人生を生きようとしたりして、依存していました。多分、このまま子供を産んで育てていたら、私も自分の子供の人生を乗っ取ってしまっていたと思います。
ある意味、これは私の家系のカルマなのかなと思いました。
私はこのカルマを食い止めようと思います。
やっと自分が人生でやっていきたい事が分かったし、今まで自分を生きていなかったので、それを取り戻すには、沢山の自己表現が必要だと思います。
ダンスや音楽や絵など、表現方法は色々あるけれど、どうもそれらは苦手なため、私は書いて表現する事で、自分が癒される事に気付き、たくさん書いて自己表現して癒していこうと思います。
幼児期(2-3才)の頃に親からたくさんのお世話を受けなかったり、スキンシップのなかった方は、肌触りの良いものに触れると癒されるそうです。
大人になってからでも、まだまだ取り戻せます。
私は、フカフカの熊さんの抱き枕を購入しました。
そのうち、書いて表現するだけではなく、小物作りでも表現していきたいです。